2022年レコーディング動画 完成

　１２月１日、三和レコーディングスタジオにてレコーディングしました４曲のミックス作業が終了して、音源が完成しました。
　三和レコーディングスタジオの万波幸治さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

磯部寛樹作曲　
Kogetsu for guitar and piano エレキギターとピアノのための「湖月」
Rhapsody and Fugue ラプソディーとフーガ
(2022年作）

　マルチタレント磯部寛樹は京都造形大学にて現代美術を学び、現在はミュージシャンとして、メタル、ロック、ジャズからクラッシックまでのチャネルの幅は広い。最近は現代クラシックギターの作曲家としても活動を行なっています。「Kogetsu for guitar and piano」はそんな若い芸術家の新作品です。
　僕がヨーロッパ人の典型的なトラディショナル音楽家で、一緒にコラボレーションさせてもらいました事が、大変楽しい経験になりました。

　寛樹君が以前リストの「ハンガリーラプソディー第２番」を勉強した経験の上で、今回のユニークな作品 “ラプソデイー” が生まれました。
　第１部 “ラプソデイー” は、楽譜にスケッチのようにヒントとなる音符しか書かれていないので、２人はほとんど即興的に演奏しました。もちろん毎回違う物になります。今回のレコーディングでは、ベストのバーションを選ばせてもらいました。

　また寛樹君が、J.S.バッハの「パルティータ」「無伴奏のヴァイオリンソナタ」など、いくつかの傑作を勉強してその影響を受け、今回の新作品の第Ⅱ部 “フーガ” がその結果になりました。
　こちらは伝統的で楽譜が丁寧に細かく書かれている。

　この２曲を組み合わせることで、寛樹君らしい大変面白い作品が生まれました。
　おめでとうございます！
　リヒャルト・フランク

　磯部寛樹作曲「ギターとピアノのための湖月」はパガニーニ作曲「カプリス２４番」と合わせて、Hiroki IsobeのYouTubeチャンネルより公開しました。
　ぜひご覧ください。

リヒャルト・フランク（ピアノ）＆磯部寛樹（ギター）のデュオ
磯部寛樹作曲　ギターとピアノのための “湖月” 「ラプソディー」